おっさんふたりの定番珍道中 グリーンブック
グリーンブック
地元の映画館で観てきました。
あらすじ
粗野な白人と教養あふれる黒人ピアニストによるロードムービー。
2人の珍道中の結末や以下に。
元々バディ物が好きなので、アメリカ公開時から気にはなっていた
よりによって日本での公開日直前アカデミー賞しかも作品賞を獲っ
ミラクルが発生し、間違いなく関係各位が両手を挙げて万々歳な状
当然のように映画館もほぼ満席でミーハー扱いされるのもシャクだ
正直あらすじ以上のことは何もなく、
『身分も環境も違う2人組が共通の経験を経てお互いを思いやりつ
という男性2人組を主役に置いた映画のテンプレ通りの作品でした
面白くないということはないんだけど、観てる間、
・まぁそうだよね
・そうなるよね
・そりゃそうだよね
・よかったよかった
といった感想以外のことが一切出てこず。。。
よく出来てはいるんだけど、そこを一切はみ出していないというか
翡翠石のくだりが少しおっと思ったぐらいかなー。
あとお前運転免許持ってんのかい!と思ったとことか。
決してつまらない訳ではないんですが、アカデミー賞を獲るほどの
ただ、映画の感想とは少しズレるけど、今年のアカデミー賞のノミ
『グリーンブック以外にあげるとしたら』という視点で考えると
『グリーンブック以外ありえない』になるんですよね。
以下が今年の作品賞にノミネートされた方々ですが、
・『グリーンブック』 - ジム・バーク、チャールズ・B・ウェスラー(英語版)、ブライア
・『ブラックパンサー』 - ケヴィン・ファイギ
・『ブラック・クランズマン』 - ショーン・マッキトリック、ジェイソン・ブラム、レイモンド・マ
・『ボヘミアン・ラプソディ』 - グレアム・キング
・『女王陛下のお気に入り』 - セシ・デンプシー、エド・ガイニー(英語版)、リー・マジデイ、
・『ROMA/ローマ』 - ガブリエル・ロドリゲス、アルフォンソ・キュアロン
・『アリー/ スター誕生』 - ビル・ガーバー(英語版)、ブラッドリー・クーパー、リネット・
・『バイス』 - デデ・ガードナー、ジェレミー・クライナー、アダム・マッケイ、
※以上、Wikipediaより引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/
となり、アカデミー会員の思惑を勝手に代弁すると、
・ブラパン→アメコミ映画に作品賞はないやろ
・クランズ→スパイクリーがうるせーけど脚色賞くれてやったから
・ボヘ→主演男優賞くれてやったから黙ってろや
・女王→主演女優賞くれてやったから黙ってろや
・ROMA→ネトフリ映画にやるわけにはいかんやろ
・アリー→ガガに歌曲賞くれてやったから黙ってろや
・バイス→チェイニーになんで賞やらなあかんねん
になるのではないかと。各作品に問題があるわけでなく、
色んなしがらみやらポリコレやらアカデミー会員のプライドなどを
『グリーンブック以外ありえない』はずなんですよ。
妥当といえば妥当、配慮といえば配慮。
決して悪い映画ではないんですが、安心してテンプレ映画に浸りた
とてもお勧め。